TBS「情熱大陸」に、動物言語学者の鈴木俊貴(すずきとしたか)さんが登場します。
野鳥への並外れた愛情がもたらす、鈴木俊貴さんの研究や発見の数々。今回は鈴木俊貴さんの
プロフィールや経歴、鈴木俊貴さんが執筆した鳥の言葉が分かる本についても調べ、
wiki風にまとめてみました。一緒に確認していきましょう。
鈴木俊貴さんのwiki風プロフィール(経歴)
鈴木俊貴(すずきとしたか)
・動物言語学者、動物行動学者
・東京大学先端科学技術研究センター准教授
・1983年10月生まれ
・年齢:42歳 ※2025年12月現在
・出身地:東京都練馬区
・出身校:私立桐朋高等学校→東邦大学理学部生物学科→立教大学大学院理学研究科
博士後期課程 修了
~経歴~
鈴木俊貴さんは幼いころから虫や魚を捕まえては観察し、発見したことを図鑑に
書き足していたりするなど、この頃から将来動物学者になることが夢だったようです。
そんな鈴木俊貴さんが野鳥への興味を持ち始めたのは桐朋高等学校の生物部時代から。
東邦大学3年生の時に、卒業論文のテーマを探しに軽井沢を訪れたのをキッカケに、
鈴木俊貴さんはシジュウカラの多様な言葉に出会うことに。
それまで人間だけだと考えられていた言語能力がシジュウカラにもあることを
鈴木俊貴さんは発見!
シジュウカラの鳴き声が200パターン以上あり、単語を組み合わせ言葉を使っていることを
突き止めます。
科学誌「Nature Communications」に発表された鈴木俊貴さんの論文は、
その週のベスト論文にも選出され、世界中から注目を浴びることに。
鈴木俊貴さんはその後、京都大学生態学研究センター研究員を経て、
2022年8月国際行動生態学会で「動物言語学」を提唱。
2023年4月東京大学先端科学技術研究センター准教授に就任すると、動物言語学分野を専門とする
世界で初めての研究室を立ち上げ、新学問「動物言語学」を創設します。
鈴木俊貴さんはこれまでに、文部科学大臣表彰 若手科学者賞、日本生態学会宮地賞、
日本動物行動学会賞などを受賞といった経歴の持ち主。
2025年12月にはイギリスの動物行動研究協会で最も栄誉あるとされる国際賞を、
アジア人で初めて受賞する予定なのだそうです。
鈴木俊貴さんは世の中で言われる固定観念を簡単に信じない、あたりまえを疑う
性格のようで、シジュウカラの言語能力も、これまで20年にもおよぶ熱心な観察と
膨大なデータで科学的に証明したようです。
鈴木俊貴さん執筆の鳥の言葉が分かる本とは?
「僕には鳥の言葉がわかる」(小学館)
「僕には鳥の言葉がわかる」は、シジュウカラの研究を通じて「鳥に言葉がある」ことを
世界で初めて解明した動物言語、動物行動学者の鈴木俊貴さんによる科学エッセイ。
鈴木俊貴さんが鳥の言葉を解き明かすきっかけ、森での観察の日々、そして科学的な実験方法や
鳥文法の証明を、ルー大柴さんの「ルー語」に例え「鳥語版ルー語」として
ユーモアを交えて綴っています。
鳥たちの豊かな言語世界への扉が開かれるおすすめの一冊。
巻末にはシジュウカラの言語「ピーツピ・ジジジ(警戒して集まれ)」など
鳴き声を聞けるQRコード付き。
TBS「情熱大陸」に、動物言語学者の鈴木俊貴さんが登場
2025年12月7日のTBS「情熱大陸」(日曜 23:00~23:30)に、動物言語学者の鈴木俊貴さんが
登場します。
「言葉を持つのは人間だけ」という固定観念を覆してみせた“当たり前”を疑う
鈴木俊貴さんの研究。これも鈴木俊貴さんの、野鳥への並外れた愛情の賜物なんですね。
まとめ
・鈴木俊貴さんは動物言語学者、動物行動学者、東京大学先端科学技術研究センター准教授
・鈴木俊貴さん執筆の鳥の言葉が分かる本は「僕には鳥の言葉がわかる」(小学館)
・TBS「情熱大陸」に、動物言語学者の鈴木俊貴さんが登場(2025年12月7日)
鳥の言葉を解き明かす若き科学者、鈴木俊貴さん。今後ますますのご活躍に期待しています。

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